こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。
この記事では、メルボルン(ビクトリア州)で使えるMyki(マイキー)カードをご紹介します。
この記事でわかること
マイキーカードとは
マイキーカードは、メルボルンを含むビクトリア州で使える交通専用プリペイドカードです。
ビクトリア州の交通機関であるPTV(Public Transport Victoria)が発行しています。
マイキーカードがないと、メルボルンではバス、電車、トラムに乗ることができません。(空港⇔シティ間のスカイバスと、市内のトラム無料区間を除く)
マイキーカードはどこで買える?
マイキーカードは、以下の場所で購入することができます。
メルボルン空港でマイキーカードを買う方法
メルボルン空港(タラマリン)には、ターミナル2(T2)にマイキーマシーンがあります。
私も実際に、空港で購入しました。T4のコンビニの店員さんに聞いたら、「ここでは扱っていない、T3にはあるよ」と言われたので、T3に向かって移動しました。ですが、結局、T3では見つけられず、気づいたらT2にいて、インフォメーションの人に聞き、やっとマイキーマシーンを見つけました
マイキーカードのカード自体の代金
マイキーカードは、チャージする額に加えて、カード自体の代金がかかります。
年齢 | カード代金 |
---|---|
大人(19歳以上) | 6ドル |
子ども(5~18歳) | 3ドル |
※4歳以下は運賃自体が無料であるため、カードは必要ありません。
※カード内残高は、オーストラリアの銀行口座に限り、払い戻しが可能です。
※カード自体の代金は、払い戻しができません。
マイキーカードの買い方
マイキーカードには、運賃の支払い方が2通りあります。
マイキーマシンで購入するときには、選択項目として画面に現れます。
- Myki money(マイキーマネー) 先にチャージしておいて、その都度運賃が残高から引かれていくプリペイド方式です。
- Myki pass(マイキーパス) いわゆる定期券で、7日間または、28~365日までの任意の期間を選べます。
マイキーマネーの料金
マネーを選ぶ場合、たとえば最初に10ドルチャージするときには、カード代6ドル+10ドルの合計16ドルを支払うことになります。
また、この6ドルは払い戻しができません。
私は、メルボルン空港から市内に移動するときに、マイキーカードを購入して路線バス・電車に乗りました。スカイバス・タクシーなどに比べ、カード代金を含めても元が取れると判断しました
同じくオーストラリアのブリスベンの交通カード「ゴーカード」は、デポジットを返金可能です。
マイキーパスの料金(2025年最新)
日数分の乗り放題券(定期券)であるマイキーパスの料金は、以下のようになっています。
ゾーン1+2 | ゾーン2(郊外のみ) | |
7日間 | 55ドル | 35ドル |
28~365日間 | 6.6ドル/日 | 4.2ドル/日 |
カードを購入して、マイキーパスを購入する場合は、カード代金6ドルとマイキーパスの日数に応じた料金の合計額となります。
※ゾーン2のみのマイキーパスは、CBDの駅(ゾーン1)で降りることができません。CBD内の駅を利用する場合は、ゾーン1+2のマイキーパスの購入が必要になります。
※326日以上の場合は、325日分で計算されます(最大40日分が無料)。
旅行で短期間の滞在で、何度も乗らない場合は、マイキーマネーでいいかと思います。具体的には、7日間パスであれば、11回以上乗る場合、パスがお得になります。それ以下の場合は、マネーでいいという計算になります
メルボルンの交通の運賃は?
メルボルンの運賃は、ゾーン制をとっています。
また、2時間以内なら、乗り換えが無料です。
ゾーン | 料金 |
---|---|
ゾーン1+2 | 5.5ドル |
ゾーン2 | 3.5ドル |
ゾーン1+2
ゾーン1内、またはゾーン1とゾーン2をまたいで利用する場合、ゾーン1+2の料金である5.5ドルとなります。
ゾーン1は、市内とその周辺が含まれています。
ゾーン2
ゾーン2、ゾーン1と2が重なっている駅(+ゾーン2)の場合は、ゾーン2の料金である3.5ドルとなります。
ゾーン1の外側で、郊外の多くはゾーン2となります。
1日の最大運賃に上限がある
マイキーマネーの場合、1日の支払いに上限が設けられていて、それを超えると自動で最大料金になります。
つまり、どれだけ乗っても、上限より多く残高から引かれることはないということです。
ゾーン1+2 | ゾーン2 | |
平日 | 11ドル | 7ドル |
土日 | 7.6ドル | 7ドル |
パブリックホリデー | 7.6ドル | 7ドル |
トラムには無料ゾーンがある
また、トラムについては、フリートラムゾーンという、市内限定の無料区間があります。
フリートラムゾーンでは、マイキーカードは不要で、乗り降りするだけで大丈夫です。
シティサークルトラム(レトロな見た目のトラム)は完全に無料で、現代風のメトロは無料区間と有料区間を走っています。
マイキーカードの使い方
マイキーカードでバスや電車、トラムに乗る場合、カードのタッチが必要になります(トラムのフリーゾーンを除く)。
- Touch on(タッチオン):乗車時のタッチ
- Touch off(タッチオフ):降車時のタッチ
カードをタッチオン・タッチオフすると、枠が緑色に光ります。
電車では、改札があり忘れにくいですが、バスやトラムでは車内の機械へのタッチオン・オフどちらも必要なので、忘れないように気を付けましょう。
検査官が乗り込んできて、マイキーカードをチェックすることもありますが、その場合は、マイキーカードを見せるようにしましょう。
タッチオフを忘れると?
タッチオフを忘れると、タッチオンの駅とゾーン1の料金が課されます。
マイキーカードのチャージは?
マイキーカードの残高が足りなくなったら、チャージができます。
チャージはTop up(トップアップ)といいます。
トップアップは、一部の駅にあるマイキーマシーンや、セブンイレブンなどのお店、PTVハブなど、マイキーカードを購入できる場所で行うことができます。
また、マイキーカードのトップアップ専用の機械でも可能です。
コラム:マイキーカードのモバイル版(Android)
マイキーカードを購入する際には、カード料金として6ドルかかりますが、モバイルマイキーを使うと、これが無料になります。
※2025年現在、iPhoneでは利用できず、Androidのみの対応となっています。
モバイルマイキーでは、グーグルウォレットを使用して、マイキーカードの代わりにスマホをタッチオン・タッチオフして使うことができます。
私はこれを使おうとしたのですが、グーグルウォレットでのマイキーの追加がどうしてもできなくて、結局あきらめました。もしかしたらオーストラリア版のグーグルペイが必要なのかもしれません
メルボルンの公共交通機関を使って旅を楽しむ
いかがでしたか?
メルボルンでは、バス・電車・トラムがあり、マイキーカードを使って乗車できます。
期間中にたくさん乗る場合はマイキーパス、観光などで数回に限られる場合はマイキーマネーを選ぶのがおすすめです。
ぜひ参考にして、メルボルンで楽しい時間を過ごしてください。
以下では、オーストラリアのお役立ち情報や持ち物、メルボルンのおすすめスポットを紹介しています↓↓↓
オーストラリアお役立ち情報 | |
日豪の直行便 (2025) | 成田→シドニー:約9時間30分 成田→メルボルン:約10時間 関西→シドニー:約9時間30分 |
コンセント 電圧 | コンセント:日本はA、豪州O →変換プラグが必要 電圧:日本100V、豪州240V →100V専用製品には変圧器必要 ※スマホ、PCは全電圧に対応 コンセントと電圧の記事はこちら |
水道水 | 飲用可 |
通貨 | オーストラリア・ドル(AUD) 1AUD=約100円(2025現在) カード払いが主流 |
通信事情 | ①SIM・eSIMを現地購入 ②SIM・eSIMを日本で購入 ③国内キャリアの海外利用 豪の携帯電話事情の記事はこちら 豪で使えないスマホの記事はこちら |
チップ | 不要*チップBOXがあれば任意 |
時差 | 日本+1h:NSW※VIC※QLD州 日本+30m:SA※、NT州 日本-1h:WA州 ※サマータイム中は上記+1h |