
こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。
この記事では、オーストラリアのパースにある「St Mary’s Cathedral(セントメアリーズ大聖堂)」を紹介します。
この記事でわかること
セントメアリーズ大聖堂とは

St Mary’s Cathedral(セントメアリーズ大聖堂)は、パースにあるローマカトリックによる大聖堂です。
パース市内に位置しており、ミサや見学を歓迎しています。
また、セントメアリーズ大聖堂は、その長い歴史から、西オーストラリア州の遺産に登録されています。
セントメアリーズ大聖堂の歴史

セントメアリーズ大聖堂は、計3回の、年代が異なる工事によって構成されています。
セントメアリーズ大聖堂は、1863年2月に礎石が置かれ、2年後の1865年1月にオープンしました。
正面から向かって右側にある尖塔は、1863年からの工事の後、1905年に加えられたものです。
その後、より大きな大聖堂を建築する計画が立てられ、1926年4月に礎石がおかれました。

しかし、1930年5月にオープンした際の大聖堂は、当初の設計の多くが未完のままで、不完全な状態で次の工事まで保たれました。
1930年は、1929年にアメリカで起こった世界恐慌(日本では昭和恐慌として失業者が増加)の深刻な影響を受けた年で、大聖堂を完成させる資金が調達できなかったため、工事は未完のまま終わってしまいました。
工事の計画がふたたび起こったのは、2000年代に入ってからのことで、2006年には工事のため一時的に大聖堂が閉じられました。
2009年12月にオープンした際には、1926年当時の設計が多く採用された建築で、現在まで多くの人を歓迎しています。

セントメアリーズ大聖堂は、外観を見たとき、新旧が融合しているつくりだなと感じました。尖塔が色だけでなく、建築様式も異なっているのがとても珍しく、時代の変遷を感じさせます。セントメアリーズ大聖堂では、建築を通して、3世代の移り変わりを実感できます
メアリーは何を示す?

セントメアリーズ大聖堂のメアリーは、聖母マリアを指しています。
セントメアリーズ大聖堂は、Cathedral of the Immaculate Conception of the Blessed Virgin Mary(聖母マリアの無原罪懐胎大聖堂)とも呼ばれています。
無原罪懐胎(むげんざいかいたい)とは、聖母マリアが、アダムとイブによる原罪を受けることなく、母アンナに宿ったということを意味する、カトリックの教義です。
セントメアリーズ大聖堂は、そんな聖母マリアにささげられた大聖堂です。
シドニーにも聖母マリアにささげられたセントメアリー大聖堂があります。
セントメアリーズ大聖堂のミサの時間

セントメアリーズ大聖堂では、毎日ミサが開かれています。
具体的な開始時間は、以下のようになっています。
月~金曜日 | 土曜日 | 日曜日 |
8:00~ | 8:00~ | 8:00~ |
12:10~ | 18:00~ | 9:30~ |
11:00~ | ||
17:00~ |
セントメアリーズ大聖堂のアクセス情報(2025年最新)

入場料は?
セントメアリーズ大聖堂は、入場無料です。
献金を受け付けています。
営業時間は?
セントメアリーズ大聖堂は、営業時間が曜日によって、以下のように異なります。
日~火曜日、木、金曜日 | 7:00~18:00 |
水曜日 | 7:00~20:00 |
土曜日 | 7:00~19:00 |
アクセスは?
セントメアリーズ大聖堂は、無料バス・レッドキャット「Murray St Royal Perth Hospital」から徒歩1分です。
また、パース駅からは徒歩13分でアクセスできます。
基本情報
住所 | 41 Victoria Square, Perth WA 6000 |
アクセス | レッドキャット「Murray St Royal Perth Hospital」から徒歩1分 パース駅から徒歩13分 |
営業時間 | 日~火、木、金 7:00~18:00 水 7:00~20:00 土 7:00~19:00 |
定休日 | なし |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://stmaryscathedralperth.com.au/ |
セントメアリーズ大聖堂で建築とカトリックに浸る
いかがでしたか?
セントメアリーズ大聖堂は、3世代にわたる建築が特徴のカトリック大聖堂です。
歴史を感じられる大聖堂を訪れ、ミサや内部の見学をしてみてください。
以下では、オーストラリアのお役立ち情報や持ち物、パースおすすめスポットを紹介しています。
オーストラリアお役立ち情報 | |
日豪の直行便 (2025) | 成田→シドニー:約9時間30分 成田→メルボルン:約10時間 関西→シドニー:約9時間30分 |
コンセント 電圧 | コンセント:日本はA、豪州O →変換プラグが必要 電圧:日本100V、豪州240V →100V専用製品には変圧器必要 ※スマホ、PCは全電圧に対応 コンセントと電圧の記事はこちら |
水道水 | 飲用可 |
通貨 | オーストラリア・ドル(AUD) 1AUD=約100円(2025現在) カード払いが主流 |
通信事情 | ①SIM・eSIMを現地購入 ②SIM・eSIMを日本で購入 ③国内キャリアの海外利用 豪の携帯電話事情の記事はこちら 豪で使えないスマホの記事はこちら |
チップ | 不要*チップBOXがあれば任意 |
時差 | 日本+1h:NSW※VIC※QLD州 日本+30m:SA※、NT州 日本-1h:WA州 ※サマータイム中は上記+1h |