
こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。
この記事では、オーストラリアのニューサウスウェールズ州・シドニーにある「Sydney Opera House(シドニーオペラハウス)」についてご紹介します。
この記事でわかること
シドニーのおすすめスポット10選はこちら↓↓↓
シドニーオペラハウスとは

シドニーオペラハウスは、「オペラハウス」として知られる、シドニーのみならず、オーストラリアが誇る観光名所です。
シドニーオペラハウスは、1973年にクイーン・エリザベス2世によってオープンされました。
年間の来訪者数は800万人を超えます。
1998年にはユネスコの世界遺産に登録され、そのほかにもオーストラリアの国宝や州・シドニーの遺産としても登録されている、非常に重要な建物です。
ちなみに、世界遺産として登録されている建物の中では、最も建造年が新しいです。

オペラハウスが、歴史が短いのにかかわらず、世界遺産に登録されているのは、それだけすごい建築だからなのですね。たしかに、ほかで見たことのない類の建築で、夢があるなと思います
オペラハウスは活気あふれる観光地

オペラハウスの周辺には、オペラハウスが見えるテラス席があるレストランやカフェ、オペラハウスの関連グッズを扱うショップが多数あり、毎日多くの人でにぎわっています。

オペラハウスを前に、テラス席で談笑している人が多く、活気がありました
シェルが構成するオペラハウス
また、シドニーオペラハウスはシェル(shell)といわれるタイルがはりめぐらされており、その数なんと105万枚以上にもおよびます。
白く見える屋根ですが、実はシェルは、つや消しのクリーム色と光沢のある白の2色が使われています。
建物の長さは183m、最大幅は120mで、いちばん高い屋根は海抜67mです。

67mは22階に相当します。しかし、実際に見ると、すっきりしたデザインなせいか、想像していたよりコンパクトに見えました
シドニーオペラハウスへ入場する方法
シドニーオペラハウスは外観も素晴らしいですが、内部に入ると、オペラ会場としての機能もみえてきます。
シドニーオペラハウスの内部に入る方法としては、以下の二つがあります。
①公演を鑑賞する
シドニーオペラハウスには、公演会場が複数存在しています。
年間1,500回以上の公演で120万人以上を動員しています。
そのなかでも、コンサートホールは、2,679席を擁する「シドニー交響楽団」の本拠地です。
また、オペラハウス内にある「シドニー・オペラハウス・グランドオルガン」は、機械式トラッカーアクションのオルガンとしては、全世界最大のサイズを誇っています。
オペラハウスで上演されるオペラを鑑賞する際に、オペラハウスに入場することができます。
What’s on | Sydney Opera House
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②オペラハウスのツアーで内部を見学
オペラハウスの中に入場するには、公演を鑑賞するほかに、ガイド付きのツアーに参加する方法があります。
ガイドツアーでは、オペラハウスの内部見学だけでなく、その建築の困難さについてのお話も聞くことができます。
毎年、35万人以上がガイド付きツアーに参加しています。
公式サイトからの予約は、大人33ドル(4月1日から35ドル)となっています。
Seat selection | Sydney Opera House
kkdayでも、オペラハウスの日本語ツアー(30分間)を予約することができます。
私が見たときは、kkdayのほうが予約できる時間帯が多かったです。
番外編:ギフトショップまでなら入場可能
オペラハウスですが、ギフトショップ(シドニーオペラハウスショップ)やチケット売り場(ボックスオフィス)までなら、無料で入場することができます。
シドニーハウスまでには地下道があり、入場しなくても歩くことができます。
内部を少しでもいいから見たいという場合は、ギフトショップに行くのがおすすめです。
出典:sydney opera house shop『store information』 シドニーオペラハウスショップのマップ
シドニーオペラハウスの設計は前途多難だった
今でこそオペラハウスといえば、有名観光地としてにぎわっていますが、実はこの建築には、当初の計画の数倍の年月を費やしています。
その主な理由は、
にあります。
設計は、デンマークの建築家「ヨーン・ウツソン」によって行われました。
しかし、ウツソンの設計は類を見ない形であり、実現はとても難しいということから、思った以上に時間と予算がかかり、政権への批判の対象となってしまいました。

政権交代にともなって、オペラハウスの建築には暗い影がともります。
オペラハウスの建設中にもかかわらず、ウツソンは、完成前に設計を辞退することになりました。
最終的には、「ピーター・ホール」という人物率いるオーストラリアの建築チームによって完成されました。
その後、建築は長い年月をかけてすすめられ、結局オペラハウスは、当初の計画の10年遅れ、かつ13倍の予算を使って完成されました。
オペラハウスとウツソンは最終的に和解し、オペラハウス内部の「ウツソン・ルーム」は彼によって再建されたため、彼の名前に改名されたといわれています。

たしかにオペラハウスは不思議な形をしていますが、そこまで大変だったなんて、建築は奥が深いですね
シドニーオペラハウスのアクセス情報(2025年最新)

オペラハウスへのアクセスは?
シドニーオペラハウスまでは、電車「サーキュラーキー駅」から徒歩10分で行くことができます。

オペラハウスとあわせて、王立の植物園(入場無料)を散策して絶景ポイントに行くのもおすすめです
王立植物園(ロイヤルボタニックガーデン)についてくわしく紹介しています↓↓↓
シドニー観光で知っておきたい交通について解説しています↓↓↓
シドニーオペラハウスの営業時間は?
シドニーオペラハウスの営業時間は、公演の終了時間に依存します。
シドニーオペラハウスショップはウェルカムセンターストアが9:00~19:00、ボックスオフィスストアが9:30~17:00までの営業です。
ボックスオフィスの営業時間は9:00~17:00で、定休日はクリスマスとグッドフライデーです。
シドニーオペラハウスの基本情報
住所 | Bennelong Point, Sydney NSW 2000 |
アクセス | サーキュラーキー駅から徒歩10分 |
営業時間 | 9:00~17:00(ボックスオフィス) |
定休日 | クリスマス・グッドフライデー |
料金 | 内部見学はツアー/公演 |
公式サイト | https://www.sydneyoperahouse.com/ |
シドニーオペラハウスはシドニー観光の要!
いかがでしたか?
オペラハウスは、外観だけでなく、オペラやツアーで内部を見学すれば、よりその建築を楽しむことができます。
シドニーを訪れたら、ぜひオペラハウスに足を運んでみてください。
以下では、オーストラリアのお役立ち情報や、シドニーで行きたいスポットを紹介しています↓↓↓
オーストラリアお役立ち情報 | |
日豪の直行便 (2025) | 成田→シドニー:約9時間30分 成田→メルボルン:約10時間 関西→シドニー:約9時間30分 |
コンセント 電圧 | コンセント:日本はA、豪州O →変換プラグが必要 電圧:日本100V、豪州240V →100V専用製品には変圧器必要 ※スマホ、PCは全電圧に対応 コンセントと電圧の記事はこちら |
水道水 | 飲用可 |
通貨 | オーストラリア・ドル(AUD) 1AUD=約100円(2025現在) カード払いが主流 |
通信事情 | ①SIM・eSIMを現地購入 ②SIM・eSIMを日本で購入 ③国内キャリアの海外利用 豪の携帯電話事情の記事はこちら 豪で使えないスマホの記事はこちら |
チップ | 不要*チップBOXがあれば任意 |
時差 | 日本+1h:NSW※VIC※QLD州 日本+30m:SA※、NT州 日本-1h:WA州 ※サマータイム中は上記+1h |