シドニーのニューサウスウェールズ州立美術館!見どころ・アクセス

ニューサウスウェールズ州立美術館南館の外観(MiU撮影)
MiU
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こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。

私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。

この記事では、オーストラリアニューサウスウェールズ州・シドニーにある「ニューサウスウェールズ州立美術館」を紹介しています。

この記事でわかること

  • ニューサウスウェールズ州立美術館とは
  • ニューサウスウェールズ州立美術館のみどころ
  • ニューサウスウェールズ州立美術館のアクセス情報

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目次

ニューサウスウェールズ州立美術館とは

ニューサウスウェールズ州立美術館の入口(MiU撮影)
ニューサウスウェールズ州立美術館の入口(MiU撮影)

ニューサウスウェールズ州立美術館は、シドニーのザ・ドメインというエリアにある州立の美術館です。

このエリアはオペラハウスから近く、シドニー王立植物園(ロイヤルボタニックガーデン)に隣接しています。

ニューサウスウェールズ州立美術館は、メルボルンにある「ビクトリア国立美術館」に次いでオーストラリア国内で2番目に大きい美術館として知られています↓↓↓

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新旧の2館で異なる趣を楽しむ

ニューサウスウェールズ州立美術館は、北館(North)と南館(South)にわかれています。

  • 南館:州の遺産にも登録されている建物で、歴史と威厳がある見た目が特徴
  • 北館:築年数が浅く、日本人が設計した開放的な空間が特徴
MiU
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北館と南館を歩くと、それぞれに見た目や展示内容がまったく異なっており、まるで違う美術館が隣接しているかのように感じました。一つの場所で二度おいしい美術館だと思います

①レトロな雰囲気の南館

ニューサウスウェールズ州立美術館南館の外観(MiU撮影)
ニューサウスウェールズ州立美術館南館(MiU撮影)

歴史ある南館の館内は、以下の構成になっています。

ギャラリーはそれぞれの空間が独立していて、壁の色や雰囲気が少しずつ異なります。

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南館は、広いエントランスから、展示室に入ることができます。全体的に古風かつ、おしゃれな内装で、レトロ好きにはたまらないと思います

南館の構成

南館の各階の展示は、以下のようになっています。

階(フロア)展示内容・設備
G階(入口のあるフロア)グランドコート
20世紀のギャラリー
ギャラリーショップ
レストラン
期間限定展
-1階20世紀のギャラリー
アジアン・ランタン
期間限定展
-2階期間限定展
-3階ドメインシアター

G階では、Grand Courts(グランドコート)に15~19世紀の作品、20th-century galleries(20世紀のギャラリー)には1900~1960年代の作品が展示されています。

また、Asian Lantern(アジアン・ランタン)では、日本を含むアジアの美術品を鑑賞でき、日本の茶室も展示されています。

南館では、G階から-2階が主な展示となっているので、限られた時間でまわるならそれらの階を中心に鑑賞するのがおすすめです。

※-2階は臨時の展示を行っているため、期間によっては閉じているときもあります。

必見のモネとゴッホ

南館でぜひ見たい作品は、

  • クロードモネによる「Port-Goulphar」
  • ヴィンセントヴァンゴッホによる「Head of a peasant」

です。それぞれ、G階のグランドコート内にあるので、ぜひ探してみてください。

ニューサウスウェールズ州立美術館のグランドコートにあるゴッホの作品(MiU撮影)
ニューサウスウェールズ州立美術館のグランドコートにあるゴッホの作品(MiU撮影)

②日本人が設計した、情緒あふれる北館

ニューサウスウェールズ州立美術館の北館の様子(MiU撮影)
ニューサウスウェールズ州立美術館の北館(MiU撮影)

新しい北館は、日本人の建築家ユニットである「SANAA」による設計です。

木のような色合いの館内に、吹き抜けのエスカレーターや重なった階同士など、ユニークな建築スタイルとなっています。

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中に入ると、なんだか、とても「日本」を感じました。幾重にも重なりあう和紙のような設計に、心の落ち着きを感じ、感動しました。六本木の国立新美術館にも通じるところがあると思います

北館の構成

北館の展示物は、主に近代から現代の新しい作品です。

写真も飾られていて、最近のトレンドの影響を受けた作品が多くある印象でした。

北館は、以下のような展示となっています。

階(フロア)展示内容・設備
G階イリバナギャラリー
-1階期間限定展
レストラン
-2階期間限定展
-4階期間限定展

Yiribana Gallery(イリバナギャラリー)は、イリバナの意味する「this way」の名のもと、アボリジニの人々による作品が展示されています。

北館の展示は期間限定のものが多く、そのときの作品との一期一会を楽しむことができます。

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過去には、パブロピカソによる作品が展示されていることもありました。展示内容が頻繁に変わるので、何度訪れても新鮮な出合いが待っています

レストランでひと息

また、-1階のレストランでは、コーヒーや紅茶、ハーブティーなどのドリンクでカフェ利用もできます。

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私は「バタフライピーティー」を注文しました。マメ科の花を使用した青い色の不思議な飲み物で、レモンをかけると紫に変色します。変化も楽しめるおすすめティーです

シドニーのニューサウスウェールズ州立美術館北館のレストランで飲んだバタフライピーティー(MiU撮影)
シドニーのニューサウスウェールズ州立美術館北館のレストランで飲んだバタフライピーティー(MiU撮影)

ニューサウスウェールズ州立美術館のアクセス情報

営業時間は?

ニューサウスウェールズ州立美術館は、毎日10:00~17:00にオープンしています。※水曜日は22:00まで

定休日は、クリスマスとグッドフライデー(2025年は4月18日)です。

入場料は?

ニューサウスウェールズ州立美術館は、入場無料です(一部特別展示は有料)。

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入場が無料とは思えないクオリティの美術館です。オーストラリアやニュージーランドでは、入場無料の美術館や博物館が多く、教養が深まります

荷物を預けられる無料クロークや日本語ガイド(北館:毎週日曜日、南館:毎週金曜日)があり便利です。

アクセスは?

ニューサウスウェールズ州立美術館には、電車T8「St James(セントジェームズ)駅」から徒歩10分で行くことができます。

ほかにも、1駅後の「Circular Quay(サーキュラーキー)駅」で降りて、オペラハウスやロイヤルボタニックガーデンを観光しながら移動するのもおすすめです。

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この記事を書いた人

日本全国2周、ヨーロッパ留学、NZワーホリなどを経て、現在オーストラリアの大学院に留学中。

有意義で、わかりやすく、誠実なブログ作りをこころがけています。

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