
こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。
この記事では、オーストラリアのパースにある「Elizabeth Quay(エリザベスキー)」について紹介します。
この記事でわかること
エリザベスキーとは

Elizabeth Quay(エリザベスキー)は、パースの入り江にあるエリアです。
エリザベスキーの名称は、エリザベス2世女王の名をとって命名されました。
エリザベスキーでは、目の前に広がるスワン川とパースのオフィスやホテルのビル群を眺めることができます。

パースの代表的な観光名所として、パースに来たら必ず行きたいスポットです。パースのビル群をゆったりと眺められる、リラックスにぴったりな場所でもあります
エリザベスキーの歴史

エリザベスキーの歴史は意外にも浅く、エリザベスキーをつくるプロジェクトは2012年から始まりました。
工事は4年がかりで進行し、エリザベスキーは2016年に完成しました。

エリザベスキーのエリアは新しくは見えましたが、工事が思ったよりも最近のことで驚きました。パースの新しいランドマークとして、周囲にはレストランやホテルが並んでおり、開放感があるエリアです
エリザベスキーの見どころ4選
①スパンダ

エリザベスキーには、高さ29メートルの大きなオブジェ「Spanda(スパンダ)」があります。
これは、オーストラリアの芸術家であるChristian de Vietri(クリスチャン・デ・ヴィエトリ)によってつくられたもので、水の波紋や、空、川と陸をつなぐものを表現しています。
見る人によって解釈は異なり、スパンダはアートとして、またエリザベスキーの象徴として、スワン川の前にたたずんでいます。

エリザベスキーでひときわ目を引く存在で、エリザベスキーの目印だなと思いました。芸術的な意味が込められていて、奥が深いなと感じます
②橋(Elizabeth Quay Pedestrian Bridge)

エリザベスキーには、スワン川に2つのアーチを描く橋がかかっています。
橋は徒歩のほか、自転車で渡ることができます。
出典:Elizabeth Quay Pedestrian Bridge – Arup エリザベスキーの橋の設計
橋の高さは22メートルで、上から見るとS字型となっている形は、精巧にデジタルで設計されたものです。

アーチが斜めになっている橋は珍しく、実際、バランスをとりつつ、歩行者用の通路を確保するのが難しかったそうです。歩いてみると、橋が曲線を描いているため冒険感があってわくわくしました
③ファーストコンタクト

エリザベスキーにあるオブジェ「First Contact(ファーストコンタクト)」は、アボリジニの重要な歴史を描いたアート作品です。
制作は西オーストラリアの先住民アボリジニのヌーンガー族である芸術家、Laurel Nannup(ローレル・ナンナップ)によるものです。
5メートルにおよぶアルミニウムの鳥は、ヌーンガー族が、この地に舟で来たヨーロッパ人が鳥のように見えたことを表現しています。

ファーストコンタクトは、ヨーロッパ人とヌーンガー族の「初めての接触」を表したものなのですね。西オーストラリアの歴史に触れられるアートで、素敵だなと思います
④夜景

エリザベスキーは、夜も見どころです。
夜には、パースのビル群が水面に反射して、美しい風景を眺めることができます。
ライトアップされる橋の上からパースの街並みを眺めるのがおすすめです。

ビル群のあかりが反射して、とてもきれいな夜景でした。夜のお散歩におすすめです
エリザベスキーのフェリー乗り場

エリザベスキーは、クルーズ船が発着する港でもあり、フェリー乗り場があります。
電車やバスも運行するトランスパースのフェリーだけでなく、「世界一幸せな動物」クオッカのいるロットネスト島へのフェリーも運航しています。
なお、港の名前はエリザベスキーではなく「Barrack Street(バラックストリート)」であることが多いです。
アクセス情報(2025年最新)

入場料は?
エリザベスキーは公共のエリアであり、入場無料です。
営業時間は?
エリザベスキーは24時間開放されています。
アクセスは?
エリザベスキーは、パース駅から徒歩12分です。

また、無料バスブルーキャット「Barrack Sq Barrack Square」からは徒歩4分でアクセスできます。
エリザベスキー近くにあるベルタワーについて詳しく紹介しています↓↓↓
基本情報
住所 | The Esplanade, Perth WA 6000 |
アクセス | パース駅から徒歩12分 |
営業時間 | 24時間営業 |
定休日 | なし |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://visitperth.com/see-and-do/public-spaces/venues/elizabeth-quay |
エリザベスキーでパースの街並みを眺める
いかがでしたか?
エリザベスキーは、美しいパースの観光名所として知られる海辺のエリアです。
パースを訪れた際は、パースを眺めにぜひ足を運んでみてください。
以下では、オーストラリアのお役立ち情報や持ち物、パースのおすすめスポットを紹介しています。
オーストラリアお役立ち情報 | |
日豪の直行便 (2025) | 成田→シドニー:約9時間30分 成田→メルボルン:約10時間 関西→シドニー:約9時間30分 |
コンセント 電圧 | コンセント:日本はA、豪州O →変換プラグが必要 電圧:日本100V、豪州240V →100V専用製品には変圧器必要 ※スマホ、PCは全電圧に対応 コンセントと電圧の記事はこちら |
水道水 | 飲用可 |
通貨 | オーストラリア・ドル(AUD) 1AUD=約100円(2025現在) カード払いが主流 |
通信事情 | ①SIM・eSIMを現地購入 ②SIM・eSIMを日本で購入 ③国内キャリアの海外利用 豪の携帯電話事情の記事はこちら 豪で使えないスマホの記事はこちら |
チップ | 不要*チップBOXがあれば任意 |
時差 | 日本+1h:NSW※VIC※QLD州 日本+30m:SA※、NT州 日本-1h:WA州 ※サマータイム中は上記+1h |