セントジョージ大聖堂はパース観光におすすめ!見どころやアクセス

パースのセントジョージ大聖堂の内装(MiU撮影)
MiU
MiU

こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。

私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。

この記事では、パースにある「St Georges Cathedral(セントジョージ大聖堂)」について紹介します。

この記事でわかること

  • セントジョージ大聖堂の見どころ
  • セントジョージ大聖堂の歴史
  • セントジョージ大聖堂のミサの時間
  • セントジョージ大聖堂のアクセス情報

パースの人口、気候、歴史、おすすめスポット12選を紹介しています↓↓↓

あわせて読みたい
【2025】パース市内の観光スポット12選!人口・歴史も MiU こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。 私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお...
目次

セントジョージ大聖堂とは

聖ジョージ大聖堂の外観(MiU撮影)
聖ジョージ大聖堂の外観(MiU撮影)

セントジョージ大聖堂は、聖ジョージ大聖堂ともいわれ、パースの市内中心部にある英国国教会による大聖堂です。

パース市内中心部に位置しており、パースのみならず、西オーストラリア州の英国国教会の中心的な役割を果たしています。

毎日、礼拝の時間が設けられており、キリスト教徒に限らず、だれでも参加することができます。

セントジョージ大聖堂の見どころ

セントジョージ大聖堂のゲオルギウス像(MiU撮影)
セントジョージ大聖堂のゲオルギウス像(MiU撮影)

手作りのレンガの外観

聖ジョージ大聖堂のレンガの外観(MiU撮影)
聖ジョージ大聖堂のレンガの外観(MiU撮影)

セントジョージ大聖堂は、手作りのレンガによって建てられた、珍しい教会です。

建築様式はネオゴシック(ゴシックリバイバル)ですが、レンガによって、ほかのネオゴシックの建物とは異なる特徴を感じさせます。

また、資材には、西オーストラリア州のユーカリ種「ジャラ」の木や、ローカルなレンガ工場でつくられたレンガ、フリーマントルでとれた石灰岩が使われています。

西オーストラリア産の材料でできているところに注目して、見学してみてください。

MiU
MiU

セントジョージ大聖堂は、パースの街並みになじむ赤いれんが造りで、温かいデザインの外観だなと思いました。レンガの教会は珍しく、印象深かったです。レンガづくりの外観と異なり、内装は重みを感じる荘厳な印象でした

ウェスト・オルガン

聖ジョージ大聖堂のパイプオルガンとバラ窓(MiU撮影)
聖ジョージ大聖堂のパイプオルガンとバラ窓(MiU撮影)

セントジョージ大聖堂内にあるオルガンは、オーストラリア国内で最高級の品質を誇るといわれており、1993年に完成しました。

オルガンには3516本のパイプが使われており、パイプは見えている範囲だけでなく、裏側にも続いています。

見えている部分のパイプにはスズが使われており、光沢が施されています。

また、その背後にある壁にはバラ窓が施されており、オルガンとともに幻想的な空間を演出しています。

MiU
MiU

オルガンのパイプがきらめいていて、背後にあるバラ窓のカラフルさと相まって、とても印象的な空間を作り出していました。きれいで、神聖で、カラフルにもかかわらず、重厚な印象を持ちました。オルガンとバラ窓は入口側(西側)にあり、入ってから振り向くと頭上にあります

青いステンドグラスから差し込む光

聖ジョージ大聖堂の内装とステンドグラスの光(MiU撮影)
聖ジョージ大聖堂の内装とステンドグラスの光(MiU撮影)

セントジョージ大聖堂には、ステンドグラスを通して日光が大聖堂を照らします。

上部にあるステンドグラスは青色のため、青い光が部分的に差し込み、大聖堂内の奥深さを作り出しています。

MiU
MiU

セントジョージ大聖堂は、赤いれんが造りの外観ですが、建物に入ると、外観ほどレンガを感じさせないつくりになっていると感じました。また、内陣までの道にある門は、エレガントな珍しいつくりで、大聖堂内をほかにない空間にしていました。また、上部からの青いステンドグラスを通して入ってくる日光が青く差し込み、内部の重厚さを増していると感じました

スレート屋根

パースのセントジョージ大聖堂の内装(MiU撮影)
パースのセントジョージ大聖堂の内装(MiU撮影)

セントジョージ大聖堂には、スレート屋根が使われています。

スレート屋根は、日本の家屋に多く使われており、主にセメントでできています。

創建当時はスレート屋根でしたが、雨漏りが原因でタイルに交換されました。

しかし、タイルが重すぎたため屋根がゆがみ、ふたたびスレート屋根を採用することになりました。

スレート屋根は軽いのが特徴で、耐用年数が長くなります。

MiU
MiU

セントジョージ大聖堂の天井は、アーチの向こうに斜めに配置された資材に目が引かれました。教会でこのような建築を見ることは珍しく、レンガ造りとともに聖ジョージ大聖堂の個性を際立たせているなと思いました

ジョージは何を示す?

聖ジョージ大聖堂のドラゴン退治の様子を描いたゲオルギウス像(MiU撮影)
聖ジョージ大聖堂のドラゴン退治の様子を描いたゲオルギウス像(MiU撮影)

St Georges Cathedral(セントジョージ大聖堂)のジョージは、「Georgios(ゲオルギウス)」を指しています。

ゲオルギウスは古代ローマ時代の軍人で、ディオクレティアヌス帝の迫害によって殉職しました。

ドラゴンを倒し、いけにえとして出される予定だった王女を救ったとされるドラゴン退治の伝説で知られており、セントジョージ大聖堂にあるジョージ像は、ドラゴン退治の様子を表しています。

ディオクレティアヌ帝の時代にキリスト教を棄てることを強制された際、断って死刑に処されたとされており、殉教者として後世にかけて知られることになりました。

MiU
MiU

使徒ではなく殉職者が祀られる教会は珍しいなと思います。それだけ、彼の生きざまがキリスト教徒に与えた影響はすごかったのだろうなと想像します

セントジョージ大聖堂の歴史

聖ジョージ大聖堂のバラ窓(MiU撮影)
聖ジョージ大聖堂のバラ窓(MiU撮影)

セントジョージ大聖堂は、シドニーの建築家エドマンド・ブラケットによって設計され、1888年に完成しました。

もともとパースには「セントジョージ教会」があり、それが「大聖堂」となることになり、教会のすぐ近くの地に、セントジョージ大聖堂として建てられました。

2001年には、西オーストラリア州の文化遺産に登録され、2005年から3年間の修復工事を終え、現在まで大切に保存されています。

セントジョージ大聖堂のミサの時間

セントジョージ大聖堂では、毎週日曜日にミサが開かれます。

ミサは、毎週日曜日の10:00に、コーラスまたは聖体の礼拝が行われます。

また、毎日以下の時間にミサが行われます。

週によって異なるので、公式サイトのカレンダーをチェックしておくのがおすすめです。

曜日時間内容
月~土8:00~8:15朝の祈り
日曜日8:00~9:00聖餐式
月~土8:15~8:45聖餐式
日曜日10:00~11:00合唱聖体
水曜日10:15~10:45聖餐式
月、火、水~金12:15~12:45聖餐式
月~土16:00~16:15夕方の祈り
日曜日17:00~18:00夕方の祈り

Full calendar | St George’s Cathedral(セントジョージ大聖堂公式サイト)

セントジョージ大聖堂のアクセス情報(2025年最新)

セントジョージ大聖堂の看板(MiU撮影)
セントジョージ大聖堂の看板(MiU撮影)

入場料は?

セントジョージ大聖堂は、入場無料です。

献金を受け付けています。

営業時間は?

日~金曜日7:00~18:00
土曜日7:00~17:00
冬季7:00~17:30
祝日7:00~13:00
クリスマス7:00~12:00
グッドフライデー7:00~16:00

Community Outreach | St George’s Cathedral(セントジョージ大聖堂公式サイト)

アクセスは?

セントジョージ大聖堂は、パース駅から徒歩10分です。

また、無料バス・ブルーキャットのバス停「Barrack St Hay Street Mall」からは徒歩で4分でアクセスできます。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

日本全国2周、ヨーロッパ留学、NZワーホリなどを経て、現在オーストラリアの大学院に留学中。

有意義で、わかりやすく、誠実なブログ作りをこころがけています。

目次