【25年最新】ブリスベンで運転する方法!国際免許・書き換え・翻訳

ブリスベン・ゴールドコーストでの運転イメージ(MiU作成)
MiU

こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。

この記事では、ブリスベン・ゴールドコーストで車を運転する方法について紹介します。

この記事でわかること
  • 滞在期間に応じた運転方法
  • 必要な書類、申請
  • 交通ルールについて
目次

オーストラリアで運転する

オーストラリアをはじめとする外国では、日本の運転免許証をもっている人に運転を許可するしくみがあります。

オーストラリアは6つの州から成り立つ連邦、つまり複数の主権が存在する国家です。

そのため、州によって運転に関するルールが異なり、日本の運転免許証を持っている人がオーストラリアで運転するためには、どの州で運転するかを、まずは定める必要があります。

この記事では、ブリスベン・ゴールドコーストを含むクイーンズランド州で運転する方法を紹介します。

ブリスベンで運転する

ブリスベンで運転する方法として、滞在目的別に手続きや必要なものが決まっています。

以下では、永住でない訪問の場合と、永住の場合にわけて、必要な手続きを紹介します。

永住でない滞在の場合

永住でない滞在の場合、ブリスベン・ゴールドコーストで運転するには、以下の方法があります。

  • 日本の運転免許証+翻訳文書

翻訳文書以外にも、ほかの州では国際運転免許証が使えるのですが、クイーンズランド州に関しては、公的な言及を見つけることができなかったため、使えるか気になる方はクイーンズランド州の政府に問い合わせてみてください。

日本の運転免許証+翻訳文書

日本の運転免許証に加えて、翻訳文書で英語に翻訳することで、ブリスベン・ゴールドコーストで運転することができます。

翻訳文書にはおもに2通りあり、1つ目が総領事館で発行された抜粋証明書であり、2つ目はNAATI翻訳者による翻訳です。

総領事館の抜粋証明書とは、正確には「自動車運転免許証抜粋証明」といい、英語で日本の有効な運転免許証を所持していることを証明するためのものです。発行には、「証明書申請書」、「自動車運転免許証の原本※マイナ免許証は対象外」、「パスポート原本」が必要です。

参考:証明事務 | 在ブリスベン日本国総領事館

NAATI翻訳者による翻訳ですが、オーストラリアには、翻訳や通訳の能力を認定する「NAATI(ナティ)」という公的な機関があります。NAATI翻訳者とは、ナティで認定を受けた翻訳能力を認められた人たちを指します。知り合いを通じてNAATI翻訳者に依頼するか、NAATI翻訳者をもつ業者に依頼することで翻訳を利用できます。

参考:Home – NAATI

上記のような翻訳を通して得た翻訳文書を日本の運転免許証、パスポート、ビザと携行することによって、ブリスベン・ゴールドコーストで運転することが可能になります。

永住する場合

ブリスベン・ゴールドコーストを含むクイーンズランド州に永住する場合は、クイーンズランド州の発行する運転免許証に切り替えることが必要となります。

ブリスベン・ゴールドコーストでの免許の切り替え時には、通常筆記テストや実技テストが必要なのですが、日本は認定国のひとつであるため、普通車・オートバイの免許切り替え時には、これらのテストは免除されます。

切り替えの手続きには、ブリスベン・ゴールドコーストのカスタマーサービスセンター、QGAPオフィス、警察署のいずれかに赴く必要があります。

切り替えに必要なものは、以下の通りです。

  • 日本の運転免許証
  • 免許証の翻訳(NAATI翻訳者によるもの)
  • 身分証明書原本※下記で説明
  • 費用(ライセンス料1年91.55ドル、2年127.70ドル、3年157.95ドル、4年182.75ドル、5年205.05ドル)

身分証明書は、以下の表から、A×1、B×2の組み合わせまたは、A×2、B×1の組み合わせで原本を提示する必要があります。

カテゴリー
カテゴリーAオーストラリアの運転免許証
パスポート
カテゴリーB学生証
デビットカードまたはクレジットカード
年齢証明カード
メディケアカード

参考: Transferring to a Queensland licence | Transport and motoring | Queensland Government Licence fees | Transport and motoring | Queensland Government

ブリスベン・ゴールドコーストの交通ルール

以下では、オーストラリアやブリスベン・ゴールドコーストで運転するときに知っておきたい代表的なルールを紹介します。なお、オーストラリアは日本と同じ左側通行です。

速度制限

クイーンズランド州では、以下のように制限速度が設定されています。

  • 市街地:50km/h
  • 郊外:100km/h

これらはデフォルトの制限速度であり、標識がある場合は、標識の速度が適用されます。スクールゾーンでは40km/hまたは60km/hであるなど、条件により出していいスピードが変わるので、標識をよく確認してください。

MiU

オーストラリアはとくに速度制限に厳しく、スピード違反で取り締まりを受けたとよく耳にします。日本より制限速度が速くなっているため、適応しつつ、上限はオーバーしないように運転するのがおすすめです

参考:Speed limits | Transport and motoring | Queensland Government

ラウンドアバウト

クイーンズランド州をはじめとするオーストラリアの各州には、ラウンドアバウトとよばれるロータリーが設置されています。

ラウンドアバウトは、中心部を時計回りに進行する交差点であり、信号がないため、ルールに従う必要があります。

ラウンドアバウトでは、右側の車両を優先することになっています。

また、ラウンドアバウトに入るときには、すでにラウンドアバウトに入っているほかの車両に道を譲る必要があります。加えて、道に標示があるときは、その矢印に従います。

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この記事を書いた人

日本全国2周、ヨーロッパ留学、NZワーホリなどを経て、現在オーストラリアの大学院に留学中。

有意義で、わかりやすく、誠実なブログ作りをこころがけています。

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